残業なしの日々
お風呂戦争
子供①②が来てから、平日でも子供の風呂~就寝を手伝うのが日課になった。アイさんがいても、乳児ふたりを風呂に入れるのは大人が3名いないと物理的に無理だ。
例えば…
- お風呂前
妻:風呂でお湯温度調整などして待機
夫:子供①脱がせる
アイ:子供②抱っこ
- 子供①風呂
妻:風呂で子供①
夫:ミルク準備、子供おむつ・服準備
アイ:子供②抱っこ
- 幕間い
妻:風呂から子供①渡し、拭いて子供②お迎え
夫:風呂から子供①もらい、拭き、着付け
アイ:子供②脱がせる
- 子供②風呂
妻:風呂で子供②
夫:風呂から子供①着付け(続き)、待機
アイ:子供のおもちゃ片付けなど
- 風呂後
妻:子供①②授乳、ミルク、寝かしつけ
夫:応援など*1
アイ:子供のおもちゃ片付けなど(続き)の後、帰宅
この時点でまだ妻は自分の体が洗えていない。終わってからもう一回入る。
子供は風呂前後からがデリケートタイムなので、黙って入ってくれない。寝るまで泣いてる。マジ泣いてる。細かい役割分担とか順番の見直しで多少は効率化できるけど、幕間は大人ふたりじゃもたない。
時間がたって、子供がもう少し泣かなくなったりふたり同時に風呂に入れられるまで、残業と外食はしない。
帰るのが難しい。詳しく言うと…
早く帰るのは難しくないけど、毎日18:30までに必ず帰るように仕事を調整するのは本当に難しい。
容赦なく夜の打合せ予定が入るし、議論していれば大事なことについてじっくり話しあいたくなるし、仕事には締切りがあるし、システムトラブルだって起きる。そして僕は管理職。有事には矢面に立つ必要がある。簡単に出来る方がおかしい。
まあとにかく、完璧にやろうと思わないことだ。だけど完璧を目指して、やれることを躊躇わず、無駄な気遣いをやめ、結果を追いかけることに集中する。あとは自宅勤務だ。
とりあえず、『ボクは双子を風呂に入れるので帰らなくちゃいけません』と宣言してみた。偉い人にも嫌がられながら言ってみた。「興味ない。結果しか見ない」と言われた。よし。
中国で働いてて良かった
たぶん、日本で働いてたらこんなに早く会社を出られないし、帰りにタクシーが使えるような条件では住めない。理解も得られない。アイさんなんて雇えないので、妻はひとりで子守をすることになる。夜は毎日「何時に帰れるの?」「ごめん…」なんてやりとりをしてるだろう。
本当に運が良かった。
それにしても、妻からいつも「早く帰らせてごめん」と謝られるのが気になる。僕は好きで家族と一緒に住んで、好き好んで無理して早く帰ってるのだから、何も気にする必要はないのに。
たぶん、欲張りなんだろう。人は何かを捨てないと何かを得られないものだ。
次の課題は夫婦の健康(主に腰周り)だ。
*1:2名同時授乳はなにかと色々あるので横から色々