和食を食べる
僕はお腹が弱いので、中国に住んでも食のポートフォリオはあまり変わらず、相変わらず中華をあまり食べません。油多いから消化するのに体力使うし、昼に食べると眠くなるし…。
ランチは和6、中3,その他1でしょうか。連れは歳上の方が多いので、好みが似ていて助かってます。
ということで、お店の経験も和食のお店が一番多いですが、「日本人が設計した和食」「日本人以外が設計したと思われる和食(決めつけ)」の判別は、かなり簡単です。それっぽく見せていても日本人に言わせると明らかに違う。そんなあるあるです。
お店・接客系
- 店の名前が「代官山」「久留米」「銀座」
- 看板やメニューが残念「ラソチ定食」「キシチソ(キッチンね)」とか(特にカタカナが苦手)
- 頼んだ通りこない。5人中4人分来て、残りが10分経っても来ない。食べ終わっても来ない。隣のテーブルと同じメニューだと、順番を間違える。(後から頼んだほうが有利)
- なかなかのサービス・会計のあと、わざわざお見送りに来てくれ
て、靴を履いて振り向くと、もういなくなってる。俺の手にある靴 べらはどうするんだ。
どうやら「残心」のようなものが足りないのでは…。
料理系
- プレートランチみたいなのにカレーとたこ焼きとうどんがのっている
- 純和風の居酒屋にいくと、メニューに「刺身」「お好み焼き」「チヂミ」「ピッツァ」とか、人気ありそうなものが何でものっている。(◯民か?)
- おでんにラー油が浮いている
- とろろそばを頼んだらとろろが茶色く、ナッツのような味付けがされている(醤油と間違えた?)
- 鴨南ばん頼んだらチャーシューがのっている
「見た目が似てればいんだよね?」と言うメッセージが聞こえてきそうです。”歴史”とか、”組合せの必然性”の理解はやっぱり難しいのでしょう。わかるわかる。
たまに「へぇ、そういうものと思ってたけどこの味もありだねえ」と思えるものがあります。どこに行ってもテーブル会計がOK(選べる)なとこも好きです。
日本にある中華やイタリアンも、我々はありがたがって食べてるけど食ネイティブに言わせると「おいおいおいおいおい」ってのがあるんだと思います。
でもいいんですよ、うまければ。日本で見つけた『ピッツァ屋と焼き鳥屋が合体した店』はめちゃうまかった。