わるい?やつら(Brand, Honey)+ 頑張れ
わるい、というよりもいろんな仕事があるなあという話です。
【観光地でよくある】ブランド商品を売ってる人
観光客(主に日本人)と見るや近づいてきておもむろにポケットからブランドバッグや財布のカタログ(のような折りたたみの一枚紙)を見せて迫る。ぼられる匂いがプンプンする。
「ぶーやお」というとあっさり去っていく。
◆日本語ボキャブラリー
「ロレックス」「ヴィトン」「グッチ」など有名ブランドの名前数銘柄
【帰り道でよくある?】ハチミツを売っている人
日本人(スーツ、髪型、黒い鞄)と見るや近づいてきておもむろにセールスをはじめる。上海では静安寺、中山公園、古北(ぐーべぃ)で遭遇した。一様にボキャブラリーが同じで少ない。押し付けがましく、しつこい。縄張りがあるらしく、顔覚えるくらいいつも同じ人。日本語以外では話しかけてこないのでわからないフリをして無視。
◆日本語ボキャブラリー
「おにいさん」「◯の子いる?」「△×△×マッサージ」(繰返し)
騙してる訳ではないですが、自分ももちろん殆ど全員が相手をせずスルーしています。
確かにひとり釣れれば大きいかも知れないけど、費用対効果はどうなんだろう。もうちょっとなんとかなんないのかと思います。法に触れてるし。
おまけ1(ハチミツを買った人の費用対効果)
誰でも見れるので書いてしまいますが、INTERPOLのWeb、Wanted Personsで”Nationality”と”Wanted by:”をJapanとChinaにすると…
私は出国前に脅されました。
おまけ2(日本じゃなかなか見ないけど、これも立派な仕事?)
◆地下鉄の階段の下でスワロフスキを売っている人がいる。
公安の人に注意されてはお店を微妙に移動する。
◆ケータイの保護シール貼りの商売がある。
これも地下鉄の階段で、半畳くらいのお店を開いている。どんなスマホでもいけるっぽい。品質は不明。
◆黄牛(ほぁんにゅ、ダフ屋)
コンサート会場入口近くで何やら言っている。アレはたぶん、「チケット買うよ」に違いない。格好も日本のダフ屋と同じだし(だるい服、大きめのネックレス、ごつい時計)。
他、中国では個人両替商もダフ屋と言うらしい。銀行の前、あるいは中の待合室で堂々と開店。銀行よりもやや良いレートで交換してくれる。ボリュームディスカウントもある。銀行備え付けのお札カウンターを使って堂々と営業。
◆地下鉄の手荷物検査
駅改札手前に空港の手荷物検査のX線検査機がある。モニターの前にひとり、検査機の手前にひとり。検査機の手前の人は、ブリーフケース程度以上の大きさの荷物を持った人に向かって「はいこっち通してねー」という感じで行く手を遮っている。でも8割〜9割が無視。
鞄を開けて中身を見せながら近づくと「謝謝」と言って遮らず通してくれる。
たまに数人でダベってさぼっている。
ちなみにX線検査の結果止められた人は見たことがない。
上海万博のときに作られた仕事で、万博が終わった後も雇用を守るために残しているそうです。
みんな頑張れ。