外食する(和食)
『上海は日本と変わらないものが食えるし手に入る』は条件付きでホントです。何も考えず日本のレストランと同じ感覚でそこらへんのレストラン(和食含む)に行くと、…食べられないこともあります。(値段、品質、におい、サービス…)。
懐かしいこととお腹が弱い*1ことで、僕は駐在する前も駐在してからもどうしても和食に偏りがち。せっせと和食の店を探しては通っています。
上海では日本人が長期短期合わせて10万人以上いて、日本人の集積度が極めて高い地域もあり、和食のレベルは高いところはすごく高いです。さすがに『雰囲気・味・サービス・価格など全てにおいて高いレベルで洗練されている店』とか『オーナーの人柄やこだわりが随所に現れており何度でも通いたい店』などはまだ出会ったことはないですが、はずれが多い口コミなしでひとりで選ぶのが難しい事も手伝い、リピートするお店が幾つか出来ました。
ということで、手元に写真のあるリピートする店のお食事を…
讃岐うどん屋さん『田野(TAYA)』
うどんがおいしい。値段はやや高め。
そば処 紋兵衛
何しろ蕎麦がうまい。油断してたらうどんもとてもうまい。そば湯も出てくる。
時々無断で休む*2。そば湯がめちゃ熱いのは愛嬌。
光琳(別館)
別館は全て畳で個室。大げさな包丁の入れ方*3や味付け・盛付け*4の多い中、最も控えめ・慎ましい料理で非常に好み。
天ぷらはやや大げさか?
まだ営業許可が下りていない*5ので、カードが使えないとか発票(領収書)が貰えないとか不具合が少しあり。
合点寿司 承知之助
安くておいしい回転寿司。サビ抜きを頼むと旗が立ってきて可愛い(写真真ん中)。
上海ではよくある「信号機みたいに鮮やかな緑色の海藻」(写真右下)は毎回食べられない。
他にも色々あるけど、写真がないのでこのへんで。
レストラン本をみると、日本人の集積度が高い古北新区では「蕎麦」「鍋」「焼き肉」というテーマ別よりも『愛媛料理』『長崎料理』『名古屋料理』とか、かなり限定したエリア料理のお店が目立ちます*6。地図をみてみても”長崎−上海”の方が”長崎−東京”よりも近くて、素材も良いものが手に入りそう。どうも日本で成功したお店が一旗揚げに上海に来ていて、お互いに凌ぎを削っているようです。道一本隔てて「愛媛」vs「名古屋」とか、なかなか見られない対戦。
競争激しそうで、消費者には嬉しいけどお店には厳しい街ですね。